交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
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第 45 回 交通工学研究発表会
定期航空便の変遷から見た空飛ぶクルマの都市間移動の所要時間優位性検討
中山 周一塩崎 一詞大森 正勝吉村 充功
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会議録・要旨集 認証あり

p. 791-794

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抄録

都市間交通における空飛ぶクルマの他交通機関に対する所要時間優位性を定期航空便の変遷を通じて検討した。九州内の定期航空便空路として福岡~宮崎ルートが存在し両都市間交通の主力を担っている。類似の空路として福岡~鹿児島ルートが以前存在していたが、九州新幹線の開通により所要時間の優位性を失い便数が急減した。空飛ぶクルマの事業成立性も基本的には他交通機関に対する所要時間短縮にあると考え、所要時間検討結果にコストを反映するという順番で進めることとし、まず所要時間を検討した。空港での待ち時間や区間速度と飛行速度の違いについて航空工学の知見を活用し空飛ぶクルマの条件を設定した。同条件を設定した最短経路問題を検討した結果、主要都市から 10 分で離陸可能なバーティポートを設置することができ、新幹線と直接競合しない OD であれば、他交通機関に対する移動所要時間の優位性があるとの結果が得られた。

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