主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第46回交通工学研究発表会
回次: 46
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2026/08/04 - 2026/08/06
p. 121-127
ベトナムを含む東南アジアの都市では二輪車が主体の交通による渋滞や事故が深刻化している。これらの交通問題に対処するには、混合交通流の特性を定量的に把握することが重要である。混合交通は車種構成や横断方向の走行位置のばらつきにより交通状態が不均一となり、その点を考慮した密度–速度関係を特定する必要がある。本研究はベトナムホーチミン市内の CCTV 映像から四輪車・二輪車を自動検出・追跡し、Edie の定義に基づいて流量・密度・速度を算出した。分析では、車両寸法を考慮した統合密度に加え、横断方向の車両分布を示す横方向正規エントロピー指標を導入し、それらが平均速度に及ぼす影響を検証した。その結果、横方向正規エントロピーが速度に対し有意な影響を及ぼし、二輪車の横断方向の分布とそのダイナミクスを考慮することの必要性を示した。