主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第42回交通工学研究発表会
回次: 42
開催地: 早稲田大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2022/08/09 - 2022/08/10
p. 389-396
本研究では、災害復旧期の交通需要予測に向けたリアルタイムのパラメータ推定手法を開発した。最適化問題において計算時間を大幅に短縮可能な surrogate-based optimization をベースに、アクティビティシミュレータのパラメータ推定を行うアルゴリズムの開発と実装を行った。提案アルゴリズムでは、転移学習による機械学習モデルの更新、損失関数微分値を利用した勾配降下法、学習データの範囲制限、の三つの拡張を導入した。提案アルゴリズムの有効性は、簡易なアクティビティシミュレータにより示した。また、2016 年熊本地震の状況を想定した地方都市圏を対象としたアクティビティシミュレータに、提案アルゴリズムを適用した。既存アルゴリズムに比べパラメータ推定に要する時間を大幅に短縮し、リアルタイム推定で得たパラメータはシミュレータ精度の向上に貢献した。