交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第42回交通工学研究発表会
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第 42 回 交通工学研究発表会
自転車盗多発区域推定モデルの構築に関する考察
橋本 成仁矢田 篤史工藤 弘誉海野 遥香樋口 輝久
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p. 759-766

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抄録

近年,我が国における刑法犯の認知件数は減少傾向にあるが,国民の犯罪に対する不安は依然として高い。特に自転車盗は発生件数が多いが,検挙率が極めて低い値となっているため,自転車盗発生の対策を講じることは重大な課題である。そこで本研究では,過去約 7 年分の自転車盗発生データを用いて,都市構成要素をもとに自転車盗の発生推定モデルを構築し,自転車盗発生と関連のある都市構成要素を明らかにすることを目的として分析を行った。まず,カーネル密度推定法において自転車盗発生の予測に最適なバンド幅を検証し,40m が最適であることを示した。そのバンド幅を用いて全ての自転車盗データを対象に分析を行い,自転車盗発生密度に対して,無料市営駐輪場や商業地域,駅の乗降客数などが大きな影響度を持つことを明らかにした。

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© 2022 一般社団法人 交通工学研究会
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