交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第42回交通工学研究発表会
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第 42 回 交通工学研究発表会
JR 気仙沼線 BRT での速達性・定時性確保について
永井 孝弥谷澤 寛角 美咲
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p. 861-866

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抄録

東日本大震災の津波で被災した JR 気仙沼線・大船渡線は、線路敷を専用道化した BRT 仮復旧により、鉄道と同等の速達性・定時性を確保しつつ、復興まちづくりの進捗に合わせた早期の地域交通手段の確保を図る意図で導入されており、BRT 化決定後も順次専用道整備が進捗し概ね完了している。本論文では、定時性確保を目的に、運行当初より導入されている GPS 位置情報を活用した BRT ロケーションシステムより得られた運行データの分析等により、気仙沼線 BRT の専用道整備が速達性・定時性確保に与えた効果について定量的に明らかにした。特に寒冷地域や一般道の渋滞箇所において定時性確保の効果が顕著である一方、一般道へのアプローチ箇所が増えると定時性に影響を及ぼすことが分かり、自然災害に伴う鉄道復旧に際し BRT を導入する場合には留意する必要がある。

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© 2022 一般社団法人 交通工学研究会
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