主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第42回交通工学研究発表会
回次: 42
開催地: 早稲田大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2022/08/09 - 2022/08/10
p. 95-99
近年、高速道路では逆走・誤進入が社会的な問題となっており、阪神高速道路においても、実態の把握、対策に尽力しているところである。現在、阪神高速道路では、逆走予備軍として考えられる誤進入車両の、ETC データを活用した定量的な把握を試みている。しかしながら,ETC データでは高速入口へ誤進入する手前の一般街路における行動が分析できないため、主に誤進入車両の多い高速入口での水際対策に留まっている。本稿は、上述した誤進入車両について、ETC データを活用する手法に加え、ETC2.0 プローブデータを活用することで、誤進入する手前の一般街路における挙動分析手法を提案するものである。