交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第42回交通工学研究発表会
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第 42 回 交通工学研究発表会
ETC2.0 プローブデータを用いた都市高速入口への誤進入車両の挙動分析手法の提案
水野 翔太河本 一郎山口 樹井上 徹西 剛広西岡 悟史
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p. 95-99

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抄録

近年、高速道路では逆走・誤進入が社会的な問題となっており、阪神高速道路においても、実態の把握、対策に尽力しているところである。現在、阪神高速道路では、逆走予備軍として考えられる誤進入車両の、ETC データを活用した定量的な把握を試みている。しかしながら,ETC データでは高速入口へ誤進入する手前の一般街路における行動が分析できないため、主に誤進入車両の多い高速入口での水際対策に留まっている。本稿は、上述した誤進入車両について、ETC データを活用する手法に加え、ETC2.0 プローブデータを活用することで、誤進入する手前の一般街路における挙動分析手法を提案するものである。

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© 2022 一般社団法人 交通工学研究会
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