交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
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第 44 回 交通工学研究発表会
生活道路交差点における交通事故への画像認識 AI 適用の最適条件の検討
吉城 秀治玉置 慎吉本 光輝辰巳 浩田部井 優也
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p. 129-135

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抄録

交通事故発生件数は年々減少傾向にあるが、生活道路の交通事故の減少幅は幹線道路と比較して小さくなっている。死傷事故件数についても同様であり、生活道路の事故発生件数の削減に向けて交通事故分析は重要な課題となっている。そこで本研究では、近年著しい発展を遂げている画像認識 AI(CNN)によるモデルを構築し、交通事故分析への適用可能性を検討するとともに、交差点画像の最適な条件を明らかにすることを目的とした。モデルを実装し評価を行った結果、画像認識 AI は交通事故分析に十分適用可能であり、その画像に関しては解像度「1,280:960」、空色「水色」、交差点からの距離「10m」が学習に最適であることが明らかになった。さらに、赤い建物など画像内に映り込んでいる彩度の高い建物の存在も画像認識 AI の認識に大きく影響していることも示された。

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© 一般社団法人 交通工学研究会
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