主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第44回交通工学研究発表会
回次: 44
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2024/08/07 - 2024/08/08
p. 540-546
大雪時における自動車交通への対策に向けて、交通障害の発生を予測することが重要とされている。そこで、本研究では自然言語処理モデル GPT を活用した積雪時における交通障害の発生予測モデルを構築した。時刻や位置情報(緯度経度)を含む走行履歴データ、一方、ヨー角速度、前後加速度、左右加速度を含む挙動履歴データ、除雪車両走行履歴データ、GPV(Grid Point Value)データ(解析雨量データ、気温データ、相対湿度データ)を説明変数として、メッシュごとの走行速度を予測した。その結果、ある一定の有用なモデルを構築することができることが分かった。除雪車両走行履歴データを含む予測の方が有用な結果となっており、除雪車両走行履歴データの有効性を示すことができた。