交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
会議情報

第 44 回 交通工学研究発表会
交通起終点調査からみた新型コロナウイルス感染症の首都高速道路利用状況への影響
難波 尚樹野本 真太郎桂 聡
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 574-577

詳細
抄録

新型コロナウイルス感染症の拡大は、我が国の経済や国民生活に甚大な影響をもたらした。首都高速道路においても、外出の自粛等によって交通状況に大きな変化が生じた。そこで、本稿では、コロナ禍前後の交通量や渋滞状況を整理したうえで、2021 年に実施した交通起終点調査(OD 調査)の結果を用いて、コロナ禍が与えた首都高速道路の利用状況への影響を考察する。その結果、コロナ禍により交通量は大きく減少したものの、都心方向への交通需要は残存しており、一部区間において渋滞が発生していたことを確認した。また、在宅勤務制度の導入や、飲食店の利用頻度の減少といった生活様式の変化により、車種別交通量や交通目的比率、利用時間帯等に影響が及んだことが明らかとなった。

著者関連情報
© 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top