主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第44回交通工学研究発表会
回次: 44
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2024/08/07 - 2024/08/08
p. 696-700
高齢社会の進展により,自家用車へ過度に依存しない交通環境の整備が急務である。しかし,国内の地方都市は,自家用車保有を前提とした都市構造へと変移し,運転を続ける生活と止める生活との間には,物理的にも心理的にも大きな隔たりがある。こうしたなか,時間帯や区域・区間を限定し,乗用タクシーを定額で利用できるサービスの試行が各地で見られるようになった。本研究は,福島県郡山市安積町で提供される乗用タクシーの定額制サービスを事例に,本サービスの提供が高齢者のモビリティ確保に資するかを考察したうえで,運行地域の面積や形状,相乗りによるスケジュール変更への許容を考慮したシミュレーションを行い,乗用タクシーの定額制サービスを事業として継続するための諸要件を明らかにした。