交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
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第 44 回 交通工学研究発表会
地方小都市におけるデマンド型乗合タクシーの利用経験に影響する要因と課題
-福井県あわら市を事例として-
吉村 朋矩菊池 武晴三寺 潤杉浦 宏季吉原 翔太
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p. 701-704

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抄録

本研究では、福井県あわら市のデマンド型乗合タクシーに関する実態を調査し、利用経験に影響する要因について分析した。さらに、当該タクシーの利用経験の有無による外出頻度や 1 日の平均歩数を明らかした。これらの結果、利用経験について、外出頻度や同居家族の構成の影響も少なからずあるものの、年齢層や自動車保有・利用状況がより強い影響を与える要因であることが示された。利用経験者は自動車を所有していない後期高齢者を中心とした高齢者であり、週 2 日以上の外出頻度が低い。さらに、利用経験有の半数は 749 歩から 4499 歩であり、利用経験者は非利用経験者に比べ 1 日の平均歩数が少ないことが明らかとなった。そのため、移動の利便性向上のみならず、健康福祉分野とも連携して外出頻度や 1 日の平均歩数の増加を目指す必要がある。

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© 一般社団法人 交通工学研究会
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