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明日へのトビラ
植物の光合成能力を増強する「グルタチオン」 収穫量が飛躍的に向上、CO2削減にも貢献
独立行政法人科学技術振興機構
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キーワード: 小川健一, グルタチオン
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2013 年 2013 巻 8 号 p. 12-13

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抄録
植物は空気中の二酸化炭素(CO2)を取り込み、光合成によってデンプンや糖などの有機物をつくり出す。岡山県農林水産総合センターの小川健一さんは、グルタミン酸など3種類のアミノ酸が結合した「グルタチオン」という物質が、光合成プロセスを大幅に促進させることを発見した。食糧の増産や大気中のCO2削減にもつながる、この画期的なアイデアの実用化を目指している。
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© 2013 独立行政法人科学技術振興機構
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