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FEATURE 03
100 年不変のアンモニア合成法を大きく変えるか? 新触媒の開発
国立研究開発法人科学技術振興機構
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2016 年 2015 巻 2016.2 号 p. 8-11

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抄録
1913年、ドイツで発明されたアンモニア合成法「ハーバー・ボッシュ法」は、空気から窒素を取り込み、穀物の肥料となるアンモニアを作ることから「空気からパンを作る」と表現された。以来100年、これを超える方法は出てきていない。東京工業大学の細野秀雄教授らの研究グループは、新しい化合物を使った高性能触媒を開発し、アンモニア合成法に新たな道を開いた。
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© 2016 国立研究開発法人科学技術振興機構
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