済生会熊本病院脳卒中センター神経内科
熊本大学大学院神経内科学分野
熊本大学大学院神経内科学分野 城南病院
2011 年 33 巻 6 号 p. 578-582
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症例は77歳,男性.突然発症した回転性めまい,頭痛を主訴に受診し,起立歩行困難であった.第2病日,入院時には認めなかった構音障害,左片麻痺が出現した.拡散強調画像では延髄前方と後方に非連続性の両側延髄内側梗塞を認めた.症状は段階状に増悪し,完全四肢麻痺となった.既報告とは異なる本例の特徴的な画像所見は予後不良を示唆する可能性がある.
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