脳卒中
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短報
動脈瘤壁濃染像を呈した部分血栓化大型椎骨脳動脈瘤に対してinternal trapping し奏功した1 治療例
渡辺 大介橋本 孝朗岡田 博史田中 悠二郎一桝 倫生加藤 大地河野 道宏
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2015 年 37 巻 2 号 p. 121-124

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抄録
要旨:症例は43 歳,男性.半年前から続く慢性頭痛があり当院を受診された.MRI T1 強調画像で延髄前方から圧迫する低~高信号が混在する占拠性病変を認めた.部分血栓化大型椎骨動脈瘤と判断し脳血管内治療を行った.脳血管内治療中の血管撮影で動脈瘤壁濃染像が確認され,母血管閉塞されると壁濃染像は消失した.術後,経過良好で独歩退院となった.2 年後のMRI で椎骨動脈瘤は縮小した.部分血栓化動脈瘤は動脈瘤の状態に応じて効果的な治療戦略を考える必要性がある.
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© 2015 日本脳卒中学会
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