脳卒中
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ラクナ梗塞における頸動脈硬化の意義
頸部超音波検査による検討
渡辺 正樹西村 麗新美 由紀
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1999 年 21 巻 2 号 p. 195-199

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抄録
ラクナ梗塞200例に対してB-mode法頸動脈超音波検査を行いplaquescore(PS)を算出し,頸部大血管病変の合併頻度および臨床的意義を検討した.agematchさせた健常対照群のPSのMean+2SDより高値(PS≧7.4mm)のPSを有するプラク高度例はラクナ梗塞群のうち47例(23.5%)にみられた.ラクナ梗塞におけるプラク高度例の特徴として,1)その頻度は梗塞の部位別で差はなく,2)MRangiographyによる頭蓋内大血管狭窄を20例(42.6%)と高率に合併し,3)頭蓋内大血管狭窄を伴わないプラク高度例は頭蓋内大血管狭窄のみの例より高齢で,4)血清トロンビン-ATIII複合体,リボ蛋白(a)が頸部および頭蓋内に大血管病変のない例より高値であった.ラクナ梗塞での頸部の高度プラクは頭頸内大血管病変合併の可能性を示唆し,頭蓋内大血管病変より加齢の影響を受け易く,凝固系充進を伴うことが推定された.ラクナ梗塞における超音波検査は治療方針決定に有用と考えられた.
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© 一般社団法人 日本脳卒中学会
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