脳卒中
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脳幹海綿状血管腫の手術適応について
全摘出した6例の経験から
山口 由太郎小野 元酒井 晃治間 淑郎関野 宏明
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1999 年 21 巻 2 号 p. 237-244

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抄録
脳幹海綿状血管腫の手術適応について検討した.症候性出血2回以上・第4脳室底に接しているか脳表面に接している・進行性神経脱落症状の3項目を手術適応とし,6例の海綿状血管腫を全摘出した.局在は症例P1~5は橋,症例M1は延髄錐体である.症状の推移を,発症時・術直前・術後1週間・1カ月・1年と観察した.橋海綿状血管腫では術前症状の程度は血管腫のサイズに比例し,術前症状が高度な例ほど症状の改善が不良であった.特に外転神経麻痺,次いで顔面神経麻痺・小脳失調の改善は不良で予後不良因子となっていた.2回以上の症候性出血では,血管腫の増大とともに術前症状が高度となり,術後結果は良好ではなかった.今後は1回の症候性出血でも第4脳室底に接しているか脳表面に接している例では機能的予後を考慮し,手術を行うべきと考えた.
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© 一般社団法人 日本脳卒中学会
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