脳卒中
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3.アンジオテンシン変換酵素遺伝子多型と脳血管障害
前田 喜一苅尾 七臣池田 宇一島田 和幸
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1999 年 21 巻 4 号 p. 383-386

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抄録
【背景】アンジオテンシン変換酵素(ACE)遺伝子の欠失(D)/挿入(I)多型と脳血管障害との関連は現在のところ明らかではない.
【結果】脳梗塞を有する高血圧患者の対立遺伝子Dを持つ頻度(0.47)は,脳梗塞を持たない高血圧症患者群(0.31)や正常血圧群(0.34)よりも有意に多かった.脳血管障害の家族歴でACE遺伝子型を検討すると,対立遺伝子Dの頻度は家族歴(+)群で家族歴(-)群に比し有意に高値を示した(0.72vs.0.52).ACE遺伝子型別の随時血圧,24時間血圧,血中Plasminogen activator inhibitor 1 (PAI-1)濃度は,いずれも有意な関連を認めなかった.
【結語】ACE遺伝子型は血圧値,PAI-1とは関連せず,発症機序は明確でないが,脳血管障害のgenetic risk factorの一つとして,ACE遺伝子多型が示唆される.
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© 一般社団法人 日本脳卒中学会
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