ウイルス
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平成18年杉浦賞論文
アイチウイルスの複製機構の解析
佐々木 潤
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2007 年 57 巻 1 号 p. 67-74

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抄録
 アイチウイルスは1989年に愛知県で発生した胃腸炎集団発生の患者便から初めて分離されたピコルナウイルスである.我々はこの新規ウイルスの複製機構の解析を通し,ピコルナウイルスの複製機構に関する新たな知見を得ること目的とした研究を行ってきた.これまでに,ゲノム5'末端領域および非構造タンパク質の一つであるLタンパク質の機能を解析した結果,両者がともにゲノム複製とencapsidationの双方に関わることを明らかにした.
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© 2007 日本ウイルス学会
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