ウイルス
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特集:国内初の基礎研究用BSL-4の稼働に向けて
長崎大学BSL-4施設使用に係る教育訓練プログラム開発への取り組み
国内初の陽圧防護服型BSL-4施設の稼働に向けた教育訓練プログラム開発を目指して
南保 明日香浦田 秀造津田 祥美
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2022 年 72 巻 2 号 p. 125-130

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抄録
 近年,様々な新興感染症や再興感染症の流行が世界各地で発生し,大きな問題となっている.とりわけ,未知の感染症を含む致死性が高いウイルス感染症への対策の1つとして,長崎大学では,我が国初の研究・教育を主目的とした,陽圧防護服(スーツ)型BSL-4施設の稼働に向けて準備を進めている.BSL-4施設においてこれらの病原体を安全に取り扱うためには,研究活動に伴うバイオリスクの正しい認識と真摯な対策が求められる.また,スーツ型BSL-4施設の継続的な運用には,バイオリスク管理に関わる豊富な知識と経験を有する人材の育成が必須となる.  現在,我々は,海外BSL-4施設での経験やこれらの施設から提供された教材や作業手順等を参考に,長崎大学BSL-4施設の設備状況に基づく,実験従事者ならびに施設管理者を対象とした教育訓練プログラムの開発に向けて取り組んでいる.策定過程を含めて体系化したプログラムは,今後新設されるBSL-4施設を含む各研究機関が活用できる教材として提供することを目指している.本稿では,当該教育訓練プログラムの概要について,これまで実施した訓練の実例と共に解説する.
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