職業リハビリテーション
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フォローアップ情報の職業評価過程へのフィードバック
精神遅滞者職場訪問事例を通して
山本 公子
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1989 年 3 巻 p. 65-72

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抄録
障害者の職業評価において個人の特性を把握する方法は充実してきたが, 本来の目的である「評価結果を職業・進路の選択や職場適応に活かすを示す」ための方法論はまだ十分ではない。この部分を充実させるために, 評価において, 問題把握, 可能性予測, 結果伝達といった各段階の質の向上だけでなく, 予測が妥当であったかどうかをフォローアップによって検証し, そこで得られた情報を評価過程にフィードバックし, 評価方法を改善していくシステムが必要であると考える。
当センターでは, 相談後の動向調査や職場訪問などフォローアップを重視して実践しており, その情報をテストの選択や新しい評価方法, 結果伝達の方法, 職務例や指導などに活かすことを試みている。今回は職場訪問で状況を把握した精神遅滞者の例を通して, その試みを報告する。
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© 日本職業リハビリテーション学会
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