日本血管外科学会雑誌
Online ISSN : 1881-767X
Print ISSN : 0918-6778
症例
足関節部動脈バイパスが有用であった脛骨動脈高度石灰化を伴う膝窩動脈瘤の1例
山下 裕也春田 佳代子竹田 大樹
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2013 年 22 巻 3 号 p. 667-670

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抄録
要  旨:膝窩動脈瘤は血管外科領域では比較的遭遇しやすい疾患である.今回われわれは脛骨動脈の高度石灰化を伴い血栓性閉塞をきたした膝窩動脈瘤の1例を経験した.症例は58歳男性,右足趾の冷感と間歇性跛行を主訴として来院した.手術は動脈瘤切除および終末前脛骨動脈と終末後脛骨動脈にsequentialとして足関節部動脈バイパスを施行した.脛骨動脈石灰化病変を伴う場合は足関節レベルに健常な動脈が認められれば,同部へのバイパスを選択すべきと思われた.
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