Perclose ProGlide System(Abott-Vascular, Redwood City, CA, USA)は,遠位の柔軟性のあるシース部分と,近位の固いガイド部分で構成される.シースとガイドの接合部分は脆弱で,わずかな外力が加わることで破損する可能性があるとされる.症例は51歳女性.小脳テント部硬膜動静脈瘻に対して塞栓術を両側大腿動脈アプローチで行った.Perclose ProGlide Systemを用いて止血操作を行ったが,展開時にシースとガイドの接合部分が破損しシース部分が腹部大動脈内に遺残した.このためスネアカテーテルを用いてシースの先端部分を捕捉し,左大腿動脈から摘出を行い良好な結果を得た.
抄録全体を表示