廃棄物学会研究発表会講演論文集
第17回廃棄物学会研究発表会
セッションID: P1-A12-9
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A12 リスク管理・評価
感染性廃棄物追跡管理(トレーサビリティ)システム実導入報告
*高原 成明高尾 美絵子福田 弘之佐竹 治仁松枝 毅石井 美也紀
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抄録
現行の紙マニフェスト/電子マニフェストでは、伝票管理に留まっており、伝票内容と廃棄物そのものの流れが一致しないことが生じる。本システムでは、GPS・RFIDタグ・モバイル通信の先端技術を活用し、廃棄物そのものを追跡管理(トレーサビリティ)し、マニフェストと廃棄物の流れを一致させる。昨年度の第16回廃棄物学会研究発表会では、平成16年度の実証実験について発表を行った。本年度は、今年1月より大正製薬株式会社にて正式導入・実運用されている内容について報告する。本システムは、13.56MHz帯の RFID(ICタグ)を容器に貼り付け、回収_から_運搬_から_荷降し_から_中間処理までを個体追跡管理するシステムである。容器の情報は、都度ASPデータセンターへ位置情報と共に送信され、その後JW-NET(電子マニフェスト)へ自動的に送信される。
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© 2006 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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