廃棄物学会研究発表会講演論文集
第18回廃棄物学会研究発表会
セッションID: D5-5
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D5 埋立地安定化(1)
ラボスケールの埋立処分場バイオリアクターによる廃棄物の安定化実験
*惣田 訓Nguyen Nhu Sang清 和成池 道彦
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抄録

ラボスケールのバイオリアクター型埋立処分場を用い、安定化促進実験を行った。浸出水循環と通気を行わないものを従来型のリアクターとした。浸出水循環を行うものを嫌気バイオリアクターとし、さらに通気を行うものを好気バイオリアクターとした。138日後の従来型、嫌気、好気リアクターの廃棄物の容積は、初期値のそれぞれ75,65,60%であった。浸出水の循環は、微生物分解とメタン生成を促した。通気は、メタン生成を抑制し、廃棄物と浸出水中の有機物量を減少させた。好気リアクターでは、窒素が効果的に除去され、アンモニア酸化菌のamoA遺伝子のMPN値が高かった。

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© 2007 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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