廃棄物学会研究発表会講演論文集
第18回廃棄物学会研究発表会
セッションID: E1-1
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E1 有害廃棄物処理(1)
廃ガラスを使った放射性廃棄物の減容・固化
*小山 秀美小林 政行
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抄録

国内では、原子力分野のみならず多くの分野(研究、医療等)で放射性同位元素(RI)が利用されている。現在、RIを利用している事業所数は約5,000事業所ある。RIの利用に伴って、注射器、試験管、作業着、廃液、実験動物等が低レベル放射性廃棄物として大量に発生し、処理方法を含め大きな問題になっている。著者らは、放射性廃棄物焼却灰と廃ガラス(カレット)の低温焼結法による焼却灰の固化及び安定化方法を検討し,放射性廃棄物焼却灰の重要課題である減容化,安定化,固定化に対し画期的な成果が得られた。さらに、耐化学性の高いホウケイ酸ガラス(Bガラス)を用いた場合、どのような特性の違いが出るかを検討したので、その成果について発表する。

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© 2007 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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