廃棄物学会研究発表会講演論文集
第19回廃棄物学会研究発表会
セッションID: A4-1
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A4 住民意識/環境教育
コンジョイント分析を用いた住民の考えるごみ分別の価値と負担の評価
*栗島 英明田畑 智博楊 翠芬玄地 裕
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抄録
本研究では、ごみ分別の価値と負担感に関する議論を踏まえ、コンジョイント分析を用いて住民の考える分別の価値と負担を定量的に評価した。その結果、分別の価値はその負担を上回ること、分別収集の方法によって負担感が変化することを確認した。さらに、一部の分別方法の支払意志額が、住民が分別せず行政が分別する場合を上回ったことに注目し、その理由として分別行動自体が住民の「分別はごみを出した者の責任」という意識を満足させる効用があるという可能性を指摘した。
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© 2008 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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