日本水処理生物学会誌
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梅加工場廃水処理におけるパイル織物酵母固定化担体の開発
高辻 渉山際 秀誠古川 憲治
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2010 年 46 巻 2 号 p. 91-97

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抄録
現在、梅加工場廃水処理場では不織布BF-T9Pが酵母UY7株の固定化担体として使用されている。今回我々はパイル織物を使用した酵母UY7株の固定化担体の開発を行った。パイル織物は既存設備をそのまま利用して生産できるため、市販されている担体に比べ安価となる可能性が大きい。ポリエステル製パイル織物E-pileは、TOC容積負荷4~15kg-TOC/m3/dにおいてBF-T9Pと同程度のTOC除去性能を有した。またE-pileの槽当たりの必要担体充填量は、TOC容積負荷8kg-TOC/m3/d以下では0.17m3-sheet/m3-tankで十分であることが確認できた。さらにE-pileに酵母を固定化した場合、低温時(5℃)にTOC除去性能の低下を遅らせ、温度を10℃に上昇させた場合にTOC除去性能を短期間に回復させた。これは固定化担体内部の溶液中に酵母が凝集した状態で存在するため、より安定に多くの酵母を反応器内に保持できるためと考えられる。
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© 2010 日本水処理生物学会
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