日本水処理生物学会誌
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技術論文
微細気泡オゾン処理―生物処理によるフミン酸試薬の3次元励起―蛍光スペクトルの変化
惣田 訓清水 聡行芳野 浩志中島 淳
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2022 年 58 巻 2 号 p. 55-60

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抄録

市販試薬のフミン酸の溶液(80mg/L,28.5mg-C/L)を微細気泡化したオゾンで処理した後、生分解性試験に供した。20分間のセミバッチによるオゾン処理によって、全有機炭素(TOC)除去率が48%となり、色度が950度から50度未満にまで減少し、TOCに対する生物化学的酸素要求量(BOD)の比率が0.16から0.73に増加した。オゾン未処理のフミン酸溶液に対し、活性汚泥微生物はTOCを30%除去したが、色度は除去されなかった。20分間のオゾン処理後、14日間の生分解試験をしたところ、TOCは90%が除去され、色度は75度が残り、着色した生分解産物の蓄積が示唆された。3次元励起―蛍光スペクトル法による解析の結果、オゾン処理は、フミン酸溶液中のEx200-300/Em450-600とEx450/Em540のピークをEx200-250/Em300-450とEx320/Em430に移動させたことが示された。生分解性試験後、これらのピークは減少したものの、着色性の生分解産物と思われるEx230/Em450のピークが残存した。

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