日本水処理生物学会誌
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微粒子カウンターによる水道水中の微粒子数
山本 満寿夫中本 信忠
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1998 年 34 巻 2 号 p. 61-68

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抄録
浄水場のろ過池に入る流入水とろ過水中の微粒子の大きさと数を測定して、緩速ろ過池の浄化能について検討を行った。また、実際の家庭に供給されている45点の水道水についても微粒子数の測定を行った結果、以下のことが分かった。
1) 流入水中、ろ過水中には微粒子直径2~<3μm間の微粒子数が多かった。
2) ろ過水中の微粒子数はろ過池間でほとんど差がなかった。
3) 流入水が緩速ろ過池を通過すると93分の1に微粒子数が減少した。
4) 水道水中には、2~<15μm間の全粒子数が1ml当たり平均106個あった。緩速ろ過処理による水道水は全粒子数の変動の幅が小さかった。
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