組織培養研究
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先天性肝酵素欠損症に対する肝細胞移植の効果―無アルブミンラットに対する肝細胞移植―
江端 英隆野沢 真澄小野寺 一彦稲垣 光裕
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1992 年 11 巻 1 号 p. 39-42

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抄録
先天性肝酸素欠損症に対する新しい治療法として肝細胞脾内移植の効果力験討された。Nagase analbuminemic rat にcongeneicなF344 ratの肝細胞が脾内に移植された。移植後の血中アルブミンの定量より、脾内肝細胞がアルブミンを産生していることが証明された、最大値で正常ラット血中アルブミンの約4%、平均値で約17%であった。
組織学的にも脾内肝組織の生着と経時的な増大が確認された。
脾内肝細胞移植法は先天性肝酸素欠損疾患の治療法となりうることが示された。
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© 日本組織培養学会
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