産業医科大学医学部 精神医学教室
2002 年 24 巻 1 号 p. 65-70
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職場不適応による転職者3例の新しい職場での適応を検討した. その3例の新しい職場での適応では, 個人の性格傾向に焦点を当てる必要があった. また, 前の職場で労働負荷や職場の人間関係などの職業性ストレスがそれほど大きくないにもかかわらず不適応をきたした者ほど新しい職場での適応が難しかった. 性格傾向の偏りのために職場不適応をきたしている場合, 専門のカウンセリングや職場調整などのアプローチが重要と考えられる.
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