住宅総合研究財団研究論文集
Online ISSN : 2423-9887
Print ISSN : 1880-2702
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住宅改修の効果とニーズの経年変化に関する事例調査研究
効果における制度・助成事業の役割
西野 亜希子西出 和彦
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ジャーナル オープンアクセス

2009 年 35 巻 p. 309-320

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抄録
 本研究は,高齢者,障がい・児者を対象とし,住宅改修の効果とニーズを捉える。また,介護保険制度や自立支援法の住宅改修,自治体が独自で行う助成事業意義を明らかにし,物的環境と制度から,在宅生活の維持・継続に向けた住宅のあり方を検討するための知見を得る事を目的とする。調査は,高齢者・障がい者向け住宅改修助成事業の委託業務を行っているNPOの制度利用者,リハビリ病院退院患者,障がい児・者を対象に行った。調査で得られた共通ニーズを基に,「計画時の考慮点」と「改修時の考慮点」をまとめた。
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© 2009 一般財団法人 住総研
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