獣医麻酔外科学雑誌
Online ISSN : 1349-7669
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犬の結腸重複症の1例
塩谷 香織, 太田 美奈子, 中山 裕之, 清田 修正, 望月 学, 西村 亮平, 佐々木 伸雄
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キーワード: 結腸重複, 犬
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2001 年 32 巻 2 号 p. 45-49

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抄録
4ヵ月齢, 雄の雑種犬が出生直後からの頻回排便, しぶり, 便秘のため, 二次性に直腸脱を起こしていた。肛門からは腫瘤のようにもりあがっている粘膜が見られた。典型的ではないが, 何らかの原因による直腸脱と仮診断し, 開腹手術を行った。手術の段階で下行結腸の重複症が明らかとなり, 2つの腸管の間の隔壁を鋏で切開した。手術直後は白血球数の上昇, 総蛋白の低下, 体温上昇はみられたが, 正常に回復した。犬の重複結腸症を外科的に整復した例は少ないが, 今回行った方法で良好な結果が得られるものと思われた。
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