帯広畜産大学臨床獣医学研究部門
十勝農業共済組合中部事業所
2009 年 62 巻 7 号 p. 542-544
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北海道十勝地区で出生した重種子馬に,出生直後より起立が不自由であり,左側腕節外側面に直径3cmの腫脹が認められた. 生後15日目の超音波検査において,左側腕節前面の腱実質が確認されず,片側性総指伸筋腱断裂と診断された. 圧定包帯によって歩様は改善し,最終的に生後270日目に市場取引された. 本症例はわが国で最初の報告例である.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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