麻布大学獣医学部
1989 年 42 巻 3 号 p. 191-193
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頸部に心拍動と連動する血管瘤をもつ23日齢の雄子牛を剖検し, 両頸動脈と前大静脈間に短絡を認めた. 短絡部には, 内面に大小のヒダをもつ7.3×5.5×4.8cmの血管瘤の形成があった. この血管瘤の壁は非常に薄く, 中の血液を透視できた. 心臓は両心室ともに著しく拡張し, 直径4mmの卵円孔開存と小さな動脈管開存がみられたが, 心臓内奇形は認められなかった.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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