犬の老年性初発白内障に対するピレノキシン点眼剤の効果

朝倉 宗一郎; 太田 充治; 瀧本 良幸; 原 喜久治; 西 賢

doi:10.12935/jvma1951.46.952

朝倉宗一郎, 太田充治, 瀧本良幸, 原喜久治, 西賢

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キーワード: 抗白内障薬, 犬, 点眼剤, ピレノキシン, 老年性初発白内障

ジャーナルフリー

1993 年 46 巻 11 号 p. 952-957

DOI https://doi.org/10.12935/jvma1951.46.952

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抄録

犬の老年性初発白内障に対する人用抗白内障薬ピレノキシン点眼剤の効果を検討した. 水晶体混濁の改善または進行抑制を示した有効例は18例中13例 (72.2%) で, 1例のみに充血および流涙の眼刺激症状がみられた. 水晶体混濁部改善所見は投与後平均81.6日で出現し, 発症年齢が若い皮質白内障例で特に有効であった.

責任著者(Corresponding author)

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