都城食肉衛生検査所における牛腫瘍の調査 (1974～1996)

熊元 一徳; 天神木 隆; 瀬口 林; 内田 和幸; 山口 良二; 立山 晉

doi:10.12935/jvma1951.51.449

熊元一徳, 天神木隆, 瀬口林, 内田和幸, 山口良二, 立山晉

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キーワード: 牛, 食肉検査, 中皮腫, 腫瘍

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1998 年 51 巻 8 号 p. 449-452

DOI https://doi.org/10.12935/jvma1951.51.449

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抄録

宮崎県都城食肉衛生所で23年間 (1974～1996) に検査した牛162, 328頭中377頭 (10万頭当たり232頭) に腫瘍が認められ, 中皮腫64例, 卵巣顆粒膜細胞腫56例, 白血病48例, 肺癌20例, 肝癌19例, および副腎皮質腺腫17例であった. 中皮腫例のほとんどは黒毛和腫で, 発生年齢は平均11歳であり, 都城食肉衛生検査所管内を含む南九州では多発する腫瘍と思われた.

責任著者(Corresponding author)