抄録
1998年8月~99年3月に, 32県207農場から採取された豚血清5, 535検体を用いて酵素免疫測定法 (ELISA) により豚繁殖・呼吸障害症候群 (PRRS) ウイルスに対する抗体検査を実施した. 検査した農場には, ワクチン接種農場も含まれていたが, 207農場中137農場 (66.2%), 5, 535検体中1, 910検体 (34.5%) が抗体を保有していた. 今回の成績から, 国内における最近のPRRSの浸潤状況が明らかとなり, 本病の汚染が拡大していることが示唆された.