日本獣医師会雑誌
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牛ブルセラ病の診断に関する研究
II. 国際診断基準の検討
村瀬 信雄荒海 彌中原 達夫伊佐山 康郎越智 勇一
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1955 年 8 巻 6 号 p. 273-277

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抄録
牛のブルセラ病の診断については, 従来は世界各国, それぞれ独自の術式と基準による凝集反応で行ってきた. とこるが, 1951年, FAOとWHOの合同専門委員会がいわゆる国際法なる術式を勧告して以来, わが国でもこれを採用するか否かについて論議されてきたが, 今年4月以降これを実際に応用することになった. 私共はこの数年来, この国際法について検討してきたので, その結果についてまとめてみた.
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