農林省家畜衛生試験場北陸支場
1956 年 9 巻 6 号 p. 260-263
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最近しばしば牛のコクシジウム症に関する臨床報告例に接するが, 牛のコクシジゥムについてのわが国における基礎調査はあまりないようである. われわれは今冬, 新潟県下の健康牛454頭についてオオシストの保有率を調査し, 検出したオオシストについて種類の同定を行った. その結果は幼牛にかなりのオオシストの寄生率を認め, 4種類を同定した. この中には稀種といわれているEimeria bukidonoensisも含まれている.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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