抄録
豚の肺および鼻腔から Pasteurella multocidaの分離を試みたところ117株が得られ, とくに肝変化病変の見られた気管支炎病巣から高率(69.1%)に P. multocidaが分離された. さらに, これらの分離株について莢膜血清型別および薬剤感受性試験を実施したところ, A型13株およびD型1株の合計14株(12.0%)が耐性菌として分離され, その耐性パターンは, SM. SA10株(8.5%), SM. SA. KM2株(1.7%), SM. SA. KM. CP1株(0.9%)およびSM. SA. PCG. ABPC. CER1株(0.9%)で, 莢膜血清型との関係は見られなかった.