Journal of Veterinary Medical Science
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Chlormadinone acetate (CAP)経口投与による猫の発情阻止
澤田 勉玉田 尋通稲葉 俊夫森 純一
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1992 年 54 巻 5 号 p. 1061-1062

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抄録
CAPを3ヵ月または1週間毎に経口投与し猫の発情阻止が可能かどうかを検討した. 先ず, 成猫16頭に日量4-12.5mgを1週間連日投与し, これを3ヵ月毎に繰返したが, 投与終了後1~4ヵ月で10頭に発情が回帰した. 次に, 幼猫と成猫を含む28頭に2-12.5mgのCAPを1週間毎に経口投与すると, 少なくとも1年間全頭の発情を阻止することができた. 本法は体重に若干の増加を生じた他は何ら異常を認めず, 猫の発情阻止法として有効と考えられた.
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© 社団法人 日本獣医学会
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