The Use of Epoxy Patch Grafts for the Repair of Experimentally-Created Diaphragmatic Defects in Dogs

Hideki MATSUMOTO; Yoko OGUCHI; Yukari MIYAKE; Yuko MASUDA; Sanae MASADA; Yoshihiro KUNO; Ine SHIBAHARA; Kazuaki TAKASHIMA; Hisae YAMANE; Shizuo YAMAGATA; Yasuharu NOISHIKI; Yoshihisa YAMANE

doi:10.1292/jvms.58.685

エポキシ処理犬心膜パッチグラフトによる犬の実験的横隔膜欠損部修復

松本英樹, 小口洋子, 三宅ゆかり, 増田裕子, 政田早苗, 久野由博, 柴原イネ, 高島一昭, 山根久恵, 山形静夫, 野一色康晴, 山根義人

著者情報

松本英樹
小口洋子
三宅ゆかり
増田裕子
政田早苗
久野由博
柴原イネ
高島一昭
山根久恵
山形静夫
野一色康晴
山根義人
著者所属：
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
(財)動物臨床医学研究所
横浜市立大学医学部第1外科学教室
東京農工大学農学部獣医学科家畜外科学教室

ジャーナルフリー

1996 年 58 巻 7 号 p. 685-687

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.58.685

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抄録

実験的に作成した横隔膜欠損部にエポキシ化合物のデナコールEX-313液で処理した犬心膜をパッチグラフトとして使用した. 同腹犬5頭を供試し, 術後1, 2, 3, 4, および5ヶ月まで観察を行い剖検後肉眼的および組織学的検索を実施した. 全例において臨床的には異常を認めなかった. 組織学的には術後1ヶ月でグラフト表面は漿膜で被覆され新生血管の増生がみられ, 5ヶ月を経過したものでも移植時と同程度の柔和性を保っていた.

責任著者(Corresponding author)

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