可視化情報学会誌
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自動車用風洞
高木 通俊
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2012 年 32 巻 124 号 p. 9-13

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抄録
実車の実験に用いる風洞について述べている。まず、最高風速、測定部寸法、測定部形式、壁干渉という主要性能を説明する。特にアダプティブウオール測定部の効果について述べる。次に、5ベルト式ムービングベルトをいくつかの例を示しながら述べる。これはもっとも優れたグラウンドシミュレーションであり、また実験上、自動車に適している。最後に、低騒音風洞と従来風洞から低騒音型への転換について説明している。顧客満足度において風音低減は重要だが、それを実現するために手騒音風洞は必須になっている。
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© 2012 社団法人 可視化情報学会
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