可視化情報学会誌
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F1空力開発用PIVシステム
―実用化までの道のりを振り返って―
中川 雅樹, 原本 誉剛
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2015 年 35 巻 139 号 p. 4-8

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抄録
 開発者にとって直感的に理解しやすい,流れ場の面情報が短時間で計測できるPIVは,F1空力開発においても今や欠かせないツールとなっている.最近では数値計算結果を検証する目的のみならず,実走行中の流れ場が,風洞模型まわりで再現できているかを確認する手段としても利用されている.本稿では,一般的な大型風洞実験開発において,PIVが利用されることが未だ少なかった2003年から実施してきた, F1スケール模型の風洞実験開発へのPIVの実用化に向けた取り組みについて,PIVの有用性を示すための初期検討から,現在開発で利用されている現システムの原形が完成するまでの道のりを振り返る.そして,「誰もが利用できる究極のターンキーシステム」を目指して開発した装置の特徴について,その開発途上での試行錯誤のエピソードを交えながら詳述するとともに,開発への適用事例についても解説する.
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© 2015 社団法人 可視化情報学会
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