日本表面真空学会学術講演会要旨集
Online ISSN : 2434-8589
2019年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 2Gp04
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10月29日(火)
定容リーク量計を用いた溶接欠陥のリーク量の精密測定
*新井 健太吉田 肇
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抄録

溶接欠陥のリーク箇所を通過するリーク量を、定容リーク量計を用いて正確に測定した。欠陥に加えた圧力が100 kPaのときのリーク量は1.8x10-3 Pa m3/sであった。その圧力を10 kPaから100 kPaの間で変化させたとき、圧力を上げる方向と下げる方向とでは、同圧力でもリーク量に最大10%の差があった。そのような特性は、細管を用いた標準リークでは見られなかった。

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© 2019 公益社団法人 日本表面真空学会
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