西日本畜産学会報
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採卵鶏の飼育方法が生産性に及ぼす影響
平原 実久木元 忠延後藤 静夫
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1980 年 23 巻 p. 29-30

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抄録

育成法を, 現地ウインドウレス鶏舎育成鶏102羽, 開放鶏舎育成鶏100羽の2水準で, 成鶏収容法を間口18cmの単飼ケージと24cmの2羽複飼の2水準で2元配置法4) で解析し次の結果を得た。
1.育成方法が生産性に及ぼす影響
産卵性, 飼料の利用性, 強健性, 破卵発生率などについて検討したが, いつれも有意差は認められなかった。
2.産卵鶏の収容方法が生産性に及ぼす影響
破卵発生率に有意差が認められ, 単飼区が優れていた。
また生存率も単飼区が良い傾向にあった。その他産卵性ならびに飼料利用性とも有意差は認められなかった。

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© 日本暖地畜産学会
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