水資源・環境研究
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特集論説
水環境改善への持続的関わりを作る方法
瀬川 貴之
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2018 年 31 巻 1 号 p. 30-33

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抄録
水環境の改善を進めるには自然・行政を相手にするため、長い期間で持続的に関われる方法をとる必要がある。いくつかの関わり方があるが、ここでは川や湖等の内水面に関し、直接利益を享受する漁業協同組合と関連する事業をまず形作り、その関わりをベースとし、発眼卵放流への切り替えや、C&R区間(キャッチアンドリリース。釣った魚は持ち帰らず放すよう決められた区間)の設置等、コンサルタント的役割をポジション取り河川の生物環境の改善に繋げていく取組みを紹介する。
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© 水資源・環境学会
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