京都女子大学現代社会学部
2004 年 17 巻 p. 69-76
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地震による火災は、市民の生活と、京都市では特に世界遺産や町屋など木造の伝統的な建造物等に大きな被害を及ぼす。京都市では防災水利構想の中で防災と環境の両面から整備を進めることを述べている。本稿では、京都の都市の独自性から、整備には環境と景観の再生・創造のアプローチが重要であると考え、特に観光客も多い東山区の高台寺周辺、下京区木屋町と高瀬川周辺、二条城周辺の3地域の景観と環境をデザインするための事例調査をした。